1年間で一定の金額以上の医療費を支払った場合、医療費を所得から控除できる制度を医療費控除といいます。
支払いをした本人の治療費のほか、扶養家族の治療費、医院までの交通費（自家用車のガソリン代は対象外）なども申請対象になります。

医療費控除の対象条件
1年間に支払った費用が10万円を超える場合
（複数の病院やクリニックで支払った場合でも、合算して10万円を超える場合）

年末調整や確定申告を行うこと

医療費を支払った領収書や支払い証明書があること

以上の条件が必要となります。
1年間で支払った医療費が10万円というのは、保険診療・自由診療問わず年間10万円となりますので、どんなに小額の治療であっても領収書などは保管しておくことをお勧めします。

また医療費控除の上限額は200万円となりますので、それ以上の治療費については申請することはできません。

詳しくは国税庁のHPに掲載されておりますので、ぜひそちらをご覧ください。

国税庁ホームページへ

オールオン4の治療の治療も医療費控除になります。
オールオン4は片顎の治療でも400万円近くかかるので、医療費控除は1回の治療で十分申請する条件を満たすことができます。

そのため、領収書につきましては必ず保管していただくようお願いいたします。
その他気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。

医療費控除を受ける場合、以下の点に注意しましょう。

1. 領収書は必ず無くさず保管してください
2. タクシー代、車のガソリン代、駐車場代は対象外となります
3. デンタルローンを利用した場合、契約が成立した年が対象年になります
4. デンタルローン、クレジットカード支払いの金利は控除対象外になります